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JCBブランドがおすすめANA学生カード

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旅行に良く行かれる人や飛行機に乗ることが好きな人であればマイルを貯めている人もいると思います。飛行機に乗る以外でマイルを貯めるにはクレジットカードの利用がメインになってくると思いますが、ANAマイルを貯めるのであればANAカードが基本となってくると思います。

 

数枚のクレジットカードを駆使して、ポイントを移行することによってより多くのマイルを貯めることもできますが、利用金額時応じて自動的にANAマイルを貯めることができるANAカードはとても便利でわかりやすいです。

 

ANAカードといってもブランドや券種によって様々な種類がありますが、今回はANA学生カードに注目してみたいと思います。

ANA学生カードの特徴 

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年会費は1,242円(税込)と書いてあるのですが、在学期間中年会費無料となっているため、費用は掛かりません。ANAカード学生用は学生しか申しこめませんし、在学期間が終了すると自動的にANA一般カードに切り替わるのでますます年会費が設定されていることが謎です。

 

一応、在学期間年会費無料は年度末までのキャンペーンとなっていますが毎年更新されています。いざとなったら年会費を徴収できるようにこのような書き方をしているのかもしれませんが、学生カード会員から年会費を徴収したところでたかが知れていますよね。

 

申し込み資格としては「18歳以上の学生(大学・短大・専門学校・工業高専4、5年生・大学院生)で日本国内でのお支払いが可能なこと」となっています。

 

ボーナスマイルがもらえる

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入会ボーナスと継続ボーナスはともに1000マイルと一般カードと一緒です、ANAに乗った場合にもらえるボーナスマイルは元々もらえるマイルの10%とこちらも一般カードと同様です。一般カードの年会費が2160円であることを考えるとこれだけでも相当お得です。

 

さらに一般カードやゴールドカード、プレミアムカードにはない特典として「学生カード専用ボーナスマイル」というものがあります。上級会員を目指すために必要なプレミアムポイントというものがあるのですが、それが5000ポイント達成すると1000マイル10000ポイントまで達成すると2000マイルもらうことができます。

 

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このプレミアムポイントは上級会員になるためには最低でも30000ポイント以上必要でして、それ以下の場合、学生カードを除くと全く貯める意味がないのすが、学生カードにはハードルの低いボーナスマイル制度が設定されています。

 

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さらに後述しますが、卒業時に卒業ボーナスマイルとして2000マイルもらうことができます。

 

スマートU25の利用でマイル110%加算

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スマート25という25歳以下の方が利用できる割引運賃があります。予約は当日に空きがある場合しかできませんが、大幅な割引運賃で飛行機に乗ることができます。通常この運賃ではマイル加算率は区間基本マイルの50%ですが、ANA学生カードを持っていると100%加算され、さらに10%のボーナスがつきますので110%のマイルが貯まります

 

こちらは実際にU25割を利用してANAに乗った時の獲得マイルです。区間基本マイル280マイルに対して308マイルが加算されており、110%のマイルが貯められることがわかります。

 

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ANA学生カードはJCBブランド一択

 

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ANA学生カードのブランドとしてはJCB三井住友カードが発行しているVISAおよびMasterがあります。

 

JCB三井住友カードともに毎月の利用額1000円ごとに1ポイント(JCBはOki Doki ポイント、三井住友カードはワールドプレゼントポイント)が貯まります。

 

1ポイントは無料で5マイルに交換する手数料を払って10マイルに交換するかを選ぶことができます。またポイントをマイルに交換する時に、毎月自動で行うか、自分の好きなタイミングで手動で交換を行うかを選べることができます。

 

通常JCBの場合、10マイル移行手数料は5400円三井住友カードの場合、移行手数料は6480円になります。1ポイントを5マイルに交換する場合、こちらの手数料はかかりません。

 

この10マイルコースの手数料はかなり高額の手数料ですが、なんとANA学生カードのJCBブランドの場合のみこの5400円の移行手数料が免除されます。VISAやMasterの場合この手数料は免除されないので、ANA学生カードを作る場合はJCBブランド一択ですね。

 

ANA学生カードのJCBブランドとほぼ同一のサービスを学生ではない社会人が受ける場合、一般カードの年会費2160円と10マイルコースの移行手数料5400円を合わせた7560円の年会費が必要となります。これが年会費無料で受けられるのですから、いかにお得かお分かりいただけると思います。

 

そして卒業時には、卒業ボーナスマイルがもらえます。一般カード自動切り替えで2000マイルをもらうことができるのですが、ANA一般カードの年会費が2160円かかります。2160円で2000マイルをもらうことができるのでお得ではありますが、正直に言いますとANA一般カードのJCBブランドにはほとんど価値がありません。

 

大学卒業後はどうするべきか

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一般カードはJCBより年会費割引のある三井住友カードが発行しているANAカードにすべきです。またANAゴールドカードもJCBより三井住友カードの方が年会費割引やポイント還元率など様々な面でお得です。

 

個人的にはANA一般カードのJCBブランドは長く保持すべきではないと思います。学生カードから一般カードに切り替わったら三井住友カードANAカードを発行して(出来ればマイ・ペイすリボに登録して年1回以上利用すれば年会費が881円と最安となるANA VISA SuicaカードかANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードがおすすめです。)、JCBブランドのANA一般カードは解約してしまってもいいかもしれません

 

それか少しお金に余裕があり、マイルをもっと貯めたいという方は、一般カードからゴールドカードへの切り替えキャンペーンを待ってゴールドカードへの切り替えキャンペーンをクリアしてしばらく経ってから解約するというのがいいかもしれません。キャンペーンをうまく使えば1年目のゴールドカードの年会費以上のメリットがあると思います。

 

JCBのワイドゴールドカードの年会費は15120円と高額なので、入会キャンペーンを達成した後は2年目の年会費が引き落とされる前に解約してしまいましょう。

 

さいごに

 

いかがでしょうか、学生のうちからマイルを積極的に貯めている人は少ないかもしれませんが、学生用のANAカードはお得なサービスが盛りだくさんです。特にJCBブランドのANA学生カードは、学生以外だと年会費が7560円以上かかるであろうサービスが無料で受けられます

 

クレジットカード会社からすれば、初めて持つカードは決済額も大きいでしょうし、囲い込みとして学生カードにお得なサービスを付帯することはよくあるのだと思いますが、それにしてもお得です。ただ、社会人になって持ち続ける意味がないカードであることが残念ですね。せめて三井住友カード発行のANA一般カードや、ゴールドカードに劣らないような特典を提示してほしいとは思います。