エミレーツのファーストクラスを利用した乗り継ぎのため、ドバイ国際空港でファーストクラスラウンジを利用しました。今回一番豪華といわれるコンコースAのラウンジは利用しなかったのですが、大満足のラウンジ滞在でした。
ドバイ国際空港のコンコースCのエミレーツファーストクラスラウンジは期待外れ
羽田からの便のゲートはコンコースCでしたので、まず初めにコンコースCのラウンジに伺ったのですが、ここはかなり狭く、聞いていたエミレーツのファーストクラスラウンジとはイメージがだいぶ異なるものでした。
しかもラウンジの隣が改装中なので、騒音がとても煩い環境でした。他の方々は平然としていましたが、私はどうせなら静かなところがいいので移動することにしました。
クワイエットルームにまで騒音が聞こえてきます。工事は仕方ないのですが、防音の工夫とするなどはして欲しいなと感じました。
このように隣の施設から工事の音が聞こえてくるといった状況でした。
しかし、コンコースによってこれだけ差があるのはどうかなと思ってしまいます。このコンコースを短距離路線に限定するなどであればわかりますが、今回利用した羽田-ドバイもドバイ-マドリードも長距離路線ですし、マドリードに至ってはA380での運航です。
今回A380専用ターミナルであるコンコースAを利用できなかったのは非常に残念です。とりあえずコンコースBのラウンジに向かうことにしました。
コンコースBのエミレーツファーストクラスラウンジ
こちらがコンコースBのファーストクラスラウンジです。コンコースCからだと歩いて結構な時間がかかります。搭乗券の裏に地図があるのですが、歩いて20分となっていました。
受付で、「コンコースCはとても遠いですよ」と言われましたが、「分かっています。」と答えたところ「ひょっとしてコンコースCから来たんですか。」と言われました。「工事中で少しうるさかったので、」と答えますと、「それではこのラウンジを楽しんで」と対応されました。非常に嬉しい対応ですね。
こちらのラウンジはとても明るい雰囲気で、光が差し込んでくるのでスマートフォンでは綺麗に写真が撮れません。本棚には多くの雑誌が並んでいます。
日本語の雑誌がありますが、なぜこれをチョイスしたのだろうと考えさせられます。ある意味ドバイらしいといえばそうかもしれません。
コンコースBのラウンジは非常に広いので、ほとんど人がいません。私が訪れた時はダイニングスペースに人が固まっており、その他のスペースにはほとんど利用者がいないといった状況でした。
天井が広く、ゲートがガラス張りなので、光が差し込んできて逆光のような写真になってしまいます。
子供用のプレイルームがあります。
ラウンジの利用客よりも、ラウンジのスタッフの方が明らかに多いです。
非常に開放的で、全く混雑していません。これはお昼前の時間帯だからなのかどうかはわかりません。
ソファーのクッションも綺麗に並べられていて、使うのも憚られます。これだけ、綺麗にされていると恐縮してしまいますね。
先ほどの、コンコースCのファーストクラスラウンジとの違いに驚きます。これだけの規模のファーストクラスラウンジを運営できるのはエミレーツの他にはあまりないと思います。
デーツもコーヒーマシンの横には置かれていました。
和食もありましたが、あまり食指が動きません。せっかくなので、ファーストクラスのダイニングでいただくことにしました。
オーダー式のダイニングエリアで食事
このファーストクラスラウンジの特徴はなんと行っても、ダイニングエリアでレストランのように自分の好きな料理を注文できることです。ダイニングエリアの雰囲気はこのようになっています。
席に着くと、まず水を持ってきてくれました。このラウンジの水はどこでもVOSSで統一されています。
このVOSSはノルウェーの水ですが、日本で買うとAmazonとかでも1本800mlで1,000円以上します。もはやエビアンって安い水なのかもしれないと思わされます。
カフェラテを注文し
始めに目玉焼きとフレンチトーストを注文します。目玉焼きは焼き方を聞かれたので、サニーサイドアップにしました。
メインとしてはフィレ肉のステーキにしました。付け合わせはサツマイモのフライだった気がします。フィレ肉のステーキは非常に柔らかいものでした。
ここでやめておけばよかったのですが、和牛のハンバーガーを注文します。大きさがどれくらいか注文の時に尋ねたのですが、そこまで大きくないとのこと。運ばれてくると結構ボリューミーです。私生活で食べすぎることはほとんどないので、久しぶりに苦しみながら完食です。
シャワーはもちろんスパも無料で利用可能
食事を食べた後は、このファーストクラスラウンジの中にあるスパの予約をしました。有料のプランもありますが、このラウンジの利用客であれば、15分間のコースは無料で施術を受けることができます。
予約は1時間後とかでしたので、その間にシャワーを浴びることにしました。シャワールームに関しては豪華ということはなく、いたってシンプルなシャワールームでした。水が高い国ですので仕方ないのかもしれませんね。
シャワーを浴びた後はまたラウンジ内を散策します。先ほどのダイニングスペースの他にもテーマごとにビュッフェが並べられています。こちらはデザートとチーズ、他にも和食のコーナーもありました。
こちらは地中海料理ですね。あまりにも食事の量が多すぎて1回の訪問ですべて堪能するのは無理です。何度も訪れる場合でも飽きないといえばそうなのですが、エミレーツ航空のラウンジを飽きるほど利用している人ってかなり少数だと思ってしまいます。
スパの時間まではまだ時間があったので、ビジネススペースで時間を潰していました。ファーストクラスラウンジのビジネススペースということもあり広くはないのですが、利用者は私以外に誰もいないので快適です。
こちらのタイムレススパで施術を受けるともういい時間だったので、コンコースCに戻ることにしました。これからA380に乗ってマドリードへと向かいます。