ブダペストはそこまで大きな街ではないだろうと思い、基本的に徒歩で移動しようと考えましたが、これが大失敗。駅から観光名所までの移動なども地味にあり意外と大変なので、できる限り公共交通機関を使ったほうがいいです。そうしないと本当に歩かないといけないところでバテてしまいます。
実際ブダ城を散策するだけでも大変なので、24時間のフリーパスでも買って地下鉄、トラム、バスを駆使して観光しましょう。私が観光した日はトラムが運休しており、地下鉄だけの移動でも地味に大変だったのですが。
まずは朝に起きてメルキュールの朝食をいただきます。
メルキュールでの朝食
朝食会場
チーズ類
ハム類
サラダコーナー
パン類
品数は多くはないものの、料理はかなり美味しかったです。
朝食を楽しみながらこの日の昼ご飯をどこで食べるか考えていました。
ブダペストに行ったことのある友人にブダペストのおすすめを聞いてみると、あまり興味ないかもしれないけど、フォアグラは食べておいた方がいいと言われました。やはり日本やフランスで食べるより、安くいいものが食べられるそうです。
トリップアドバイザーで調べて、途中寄りそうなお店でフィルターをかけた結果、お昼は「Café Kör」というところでフォアグラを食べることにしました。トリップアドバイザーの日本語の口コミは3件と少し不安はあります。
ブダ城
ホテルを出て、まずはブダ城に歩いて向かいます。
エリザベス橋を渡りました。
ブダ城
ブダ城のふもとです。エスカレーターとエレベーターを使って上っていきます。(おそらくこのルートはグーグルマップには載っていません)
ちょうどここら辺が中腹となります。
上からの眺め
ブダ城の南側から上に上がり、鎖橋のほうに下りました。
漁夫の砦とマーチャーシュ聖堂
そしてそのまま「漁夫の砦」に向かいます。一度鎖橋のほうに降りてから漁夫の砦まで上ったのですが、平坦な道もあったようです。
漁夫の砦は「マーチャーシュ聖堂」という聖堂があります。
高さがあるので、横画面では入りきりません。
ここではトイレに行きたくなったのですが、現金は日本円しかもっていなかったので公衆トイレは使うことができずに、大変申し訳ないのですがヒルトンでトイレをお借りしました。(公衆トイレはフォリントとユーロが使えました。)ここは場所や眺めが素晴らしいホテルで内装もこだわりを感じられました。是非とも泊まってみたいと思いました。
外観
内装
鎖橋を渡ってブダ側に戻ります。
ここからはもう完全に疲れてしまい、これから6回ほど地下鉄に乗るので地下鉄1日券を買って利用することにしました。イエローラインの駅である「Vörösmarty tér
」駅まで向かいます。
Café Kör
地下鉄の中でも黄色の路線は駅のデザインが可愛く、テーマパークの乗り物のような印象さえ受けます。これに乗ってお昼を食べるために「聖イシュトヴァーン大聖堂」に向かいます。
「Bajcsy-Zsilinszky út」駅で降ります。
聖イシュトヴァーン大聖堂
こちらの大聖堂の前には広場があり、その近くに今日の昼ご飯を頂くCafé Körがあります。
Café Kör
こちらの飲食店は、看板がほとんどなく、最初「Café Kör」であるか全くわかりませんでした。
お店の前で迷っていると、店員さんが中から出てきました。ここが「Café Kör」であるか確認するとそうだと言いましたので、店の中に入ります。いま現金ないんだけどカード使えますかと尋ねましたが、使えるのはアメックスだけだといわれました。アメックスは持っていないので、お金を両替しないといけないといいましたが、ご飯食べてからでいいよと言ってくれました。どちらにしろこちらで食べるつもりでしたし、両替してから来ますというのも断っているみたいになると思ったので、そのまま店に入りました。ちなみにユーロでも支払えるそうです。
通常メニューが配られます。店の壁にかけてあるものは限定のメニューとなります。
最初はどれがフォアグラのメニューなのかわかりませんでした。よくよく考えればグーズ(goose)のレバー(liver)ということで注文できたのですが。(恥ずかしながらliberの綴りも初めて知りました。)飲み物は有名なトカイワインという貴腐ワインを頼みました。トカイワインも数種類あり、わからなかったので適当に頼んだのですが、これは甘口だから辛口にしておくよと言われました。
グラスワインが運ばれてきます。
料理を注文した後は店の外に出て近くにあった両替で日本円をハンガリーフォリントに替えてもらいました。
店内の雰囲気です。
料理が運ばれてきました。
こちらはフォアグラのリゾットと牛フィレの上にフォアグラステーキを載せたものです。
牛フィレ肉の上にフォアグラステーキを載せたものをロッシーニと言うんでしたっけ?
リゾットはクリームベースのくどいものがと思ったのですが、トマトベースのあっさりとしたものでした。とても美味しかったです。
パンもサーブされました。
肉を切ってみましたが柔らかく、肉もちょうどいい色味でした。
2人で食べたのですが結構な量でした。昔、働いていた飲食店のキッチンでフォアグラを扱っていたのですが、それとは全然別もので美味しかったです。
脂っぽいしつこさもなく、少し甘みがあって絶品でした。
会計を済ませてお店を出るときにお店のカードをもらいました。会計はテーブルで行い、チップはすでに上乗せされていました。確か全部で14000フォリントくらいだったと思います。日本円で6000円いかないくらいです。ワインも飲んでこの料金なら確かに安いです。
店の外には看板が一応ありましたが、これは非常にわかりにくいです。
店の近くにはちゃんと広告があるのですが...
お昼を食べたので聖イシュトヴァーン大聖堂も見学しました。
聖イシュトヴァーン大聖堂
聖イシュトバーン大聖堂の入場料は、寄付方式だったと思います。
また、階段とエレベーターを使って上までのぼることもできます。この場合はひとり600フォリントの料金がかかりました。
螺旋階段を使ってのぼっていきます。
上からの景色です。
ちょうど360度見ることができます。こちらは国会議事堂方面です。
観覧車が見えます。回転速度がかなり速い印象でした。
綺麗な街並みです。
目の前の広場です。
国会議事堂
その後地下鉄に乗って国会議事堂までやってきました。もはや疲れと暑さがピークです。最寄り駅は「Kossuth Lajos tér」駅になります。
国会議事堂は見学ツアーがありますが、参加するには予約しないと無理のようです。これは見学ツアーのチケットの事でしょうか?
辺りをぐるっと巡ってすぐに地下鉄駅まで戻りました。
ブダペスト西駅の世界一美しいマクドナルド
ブダペスト西駅には世界一美しいと言われるマクドナルドがありますので、最後にそこに立ち寄ってみました。 メトロのブルーラインの「Nyugati pályaudvar」駅で降ります。
ブダペスト西駅
この西駅はエッフェル塔を設計した「ギュスター・エッフェル」によって設計されており、併設されているマクドナルドがある建物も彼の設計であることが世界一美しいマクドナルドと言われている所以のようです。
駅内部に入ってみました。
電光掲示板も趣があります。
いよいよマクドナルドへと向かいます。
中に入ってみました。
実際にはあまり期待を膨らませすぎると、拍子抜けかもしれませんが素敵な内装と外装のマクドナルドです。
入口からの写真です。