広島でのグランドプリンスホテル広島での宿泊を終えて、東京へと帰ります。今回の旅行でホテル滞在以外に楽しみにしていたのが、空港ラウンジの利用です。
広島空港はカードラウンジである「もみじラウンジ」の評判は良く、是非とも訪れてみたいラウンジのひとつでしたし、2017年の3月に改装を行った広島空港のJALサクララウンジも非常に気になります。
空港までのバスは、広島駅新幹線口から出ますが、混雑のために所要時間は通常45分のところ70分かかると言われました。
先日の大雨災害で、東広島と広島の電車が一部区間で運行しておらず車しか移動手段がないことが原因なのかもしれません。ただ余裕を持ったスケジュールで出発しているので、遅れはあまり気になりません。
広島空港
広島空港の空港コードはHIJで、東広島市の近くの三原市にあり広島市内からバスを利用して約1時間かかります。広島空港の周りには何もなく、東広島の中心地西条には広島大学や酒蔵がありますが、西条の駅からも空港はかなり離れています。
聞いた話によると、広島空港ステイのクルーは広島空港まで通勤できなくなると困るので広島市内の繁華街のホテルには泊まれないとかで、空港の近くのホテルに宿泊しないといけないようです。遊ぶ場所もほとんどないので空港の近くの「広島県立中央森林公園」という公園で、レンタサイクルをして遊んでいるという話は聞いたことがあります。本当かどうかは知りませんが。
広島空港は山を切り開いて、造られた空港なので離着陸時に窓側の席だとわかると思うのですが、山の上に空港があります。標高は330mで、霧や風が急に変化しやすく場所も良くないので年々利用者が減っているそうです。
というのも2012年に米軍岩国基地が民間に開放された岩国錦帯橋空港の方が広島市内に近く、また広島は東京からの移動において新幹線との競合にあるギリギリの目的地なので新幹線が便利になるにつれて需要が減ってきてしまうということが挙げられます。
空港では、飛行機模型の展示や恐竜のロボットの展示があり、展望デッキで飛行機を見ることもできます。子供連れでも楽しめる空港です。
恐竜のロボット
展望デッキへの入場は有料です。
MRJの模型の展示もあります。
広島名物の牡蠣も、「かなわ」という牡蠣料理屋が提供しているオイスターバーで食べることができます。
かなわのオイスターバー
ちなみに「かなわ」の本店は広島市内の原爆ドーム沿いの元安川の上にあります。
(画像引用:牡蠣(かき)料理・広島料理 かなわ|かき船 かなわ)
JALの特典航空券を発券した後に「もみじラウンジ」に向かいます。もみじラウンジは広島空港のJAL側の端にあります。
もみじラウンジ
ラウンジの入り口は、このようにドアになっており隠れ家のような雰囲気です。実際ラウンジ内には窓がないのですが、それでも落ち着いた雰囲気のラウンジで、改装したばかりなので古臭さはありません。
通常利用の場合だと、税込1,620円がかかりますので、空港ラウンジの中でもかなり高い値段設定なのではないでしょうか。(ちなみに先日利用した羽田空港のパワーラウンジは税込1,080円となります。)
ドリンクバーの横にもみじ饅頭が置いてあり、ひとり1個まで無料でもらえるようです。ドリンクバーは古臭さが否めません。
もみじ饅頭をひとついただきました。
余談ですが私が買うべきだと思う広島のお土産は、「桐葉菓」です。私は6年ほど広島に住んでいたのですが、広島県民だったときは「もみじ饅頭」をほとんど食べたことはありませんでしたし、食べることがあったとえいてもあまり美味しいとは思いませんでした。これは少なくとも広島県民そう思っているでしょうし、観光客も自分で食べる用としてはなかなか買わないのでしょうか。
(画像引用:宮島の老舗 もみじ饅頭・桐葉菓(とうようか)やまだ屋)
おすすめの広島土産はやまだ屋「桐葉菓」と亀屋「川通り餅」、次いでにしき堂の「生もみじ」でしょうか。ちなみに、JALのお土産物屋である「Blue Sky」は保安検査場を抜けた後にあります。
ちなみに奥にはパーテーションで区切られた作業用の半個室がありましたが、すべて埋まっていました。
地方空港のカードラウンジとは思えないクオリティですね。
保安検査場を抜けて、サクララウンジへと向かいます。
サクララウンジ
サクララウンジに入りましたが、係りの方は誰もいません。1分くらい経って、ラウンジの入り口から係りの方が入ってきたのでびっくりしました。JALカードESTのラウンジクーポンの使い方がわからず、お聞きしましたが、JALカードをかざすだけでいいようです。
この時点での利用者は3人程度でした。ここのラウンジも最近リニューアルしたそうで内装は綺麗です。利用者が少ないからか、サービスも良く袋詰めのおかきも置いてあります。
おかきとカフェラテをいただきます。
ラウンジはほとんど混雑していなかったので良かったです。平日の昼ともなると利用する方はほとんどいないのかもしれません。
ひとり用のソファーもあり、ここに座ってパソコンの作業をしていました。
スペース的にはそこまで広いわけではないのですが、長いテーブルや背の高い椅子や、ひとり用のソファーなど多くの設備があり、用途に応じて使い分けることができるのが非常に気に入りました。
搭乗時間が迫ってきたので、ラウンジを後にして飛行機に乗り込みます。座席は普通席の最前列を指定してあります。広島空港は快晴です。
飛行機は乗ってしまえば早いもので、新幹線に4時間乗るよりはこちらの方が快適かなと思います。羽田空港周辺は天気が良くなかったですが、夕方には自宅に帰ることができました。
今回はグランドプリンスホテル広島のスイートルームに宿泊することができて非常に快適な旅となりました。今後もプリンスホテルに泊まる旅を計画したいと思います。