イベリア航空のキャンペーンを満たすために発券した10レグの航空券に搭乗しなけらばなりません。発券の経緯はこちら
1日目は2レグの予定でしたが、体調が優れずまさかのノーショ―。2日目は体力が回復したので、4往復8レグの旅程をこなしました。
今回は1日でマドリード~セビリアを4往復した記録となります。チェックイン時に、マドリードからセビリアまでの航空券に限ってビジネスクラスへのアップグレードが案内されていました。普通はアップグレードにそこまでの興味はありませんが、今回に限ってマドリードからセリビアに向かう最終便のみをアップグレードしました。
その理由としては、最終便をビジネスクラスにアップグレードしておけば、マドリード空港で1日ラウンジを使っていても、問題はないという認識。そしてそもそもアップグレードの金額が想像より安かったことが挙げられます。アップグレードの料金は48ユーロでした。もともとの航空券代金が33米ドルなので、そう考えると高いですが、経験としても面白いかなと。これで修行の負担が軽減されそうです。
朝早く、Airbnbの滞在先を出ました。空港までは地下鉄で向かおうと思いましたが、まさかの駅が開いていませんでした。仕方ないので駅が開くまで、空港に近づくように駅と駅の間を徒歩で移動していました。駅の前でじっと待っているには外の気温が寒すぎました。3駅間を歩いたところで、駅が開いていたので地下鉄に乗りました。
空港駅までは回数券を利用したので、空港駅への乗り入れ料金3ユーロを券売機で支払います。
航空券はすべてiPhoneのウォレットに入れてあります。ビジネスクラスの搭乗券をかざして、マドリードバラハス空港のイベリア航空ラウンジ「Premium Lounge Dali」に入ります。
こちらのラウンジはシェンゲン協定内の目的地に向かう場合に利用するラウンジとなります。ちなみにシェンゲン協定外の場合はターミナル4Sというターミナルを利用することとなり、「Iberia Premium Lounge Velazquez」というラウンジを利用します。
ラウンジの中は新しい内装でした。こちらはバーラウンジのあるエリアです。
コーポーレートカラーである赤を基調としながら、黒と木の色を使って洒落た内装です。
朝早い時間でしたので、アルコール類を飲んでいる方はいませんでした。
バーエリアを抜けるとダイニングエリアがあります。
パンやヨーグルトが置かれています。時間帯によって提供されているものは違いましたが、シェンゲン域内の移動時に使えるラウンジと考えると非常に充実しているなという印象でした。たとえば日本国内の国内線ラウンジに比べると、料理やドリンクの種類が多いと感じます。
朝ごはんはパンとジュースとコーヒーです。これからの長い修行に備えます。
エスプレッソマシーンも本格的なものでした。
果物類も食べることができます。
そして長い長い4往復の旅が始まります。マドリードからセビリアまでの1往復が同じ便同じクルーのようで、少し恥ずかしかったですが、顔を合わせるのも往復で2回までなので良かったです。
セビリアに着きました。飛行時間は1時間くらいです。急いで降りて搭乗ゲートに戻らなければなりません。もう一度保安検査を受けないといけないのが非常にめんどくさいです。
同じ機材で引き返し、マドリード空港のイベリア航空ラウンジで昼食をいただきます。
朝の時間とは違ってサンドイッチやハム・チーズがありました。ポテトチップスも美味しかったですね。
ラウンジでの滞在時間も長くはなく、またセビリアに向かいます。
最初の便はボーディングブリッジでの運用でしたが、沖止めで焦ります。セビリアでの乗り継ぎ?(SVQタッチ)がさらにタイトになるからです。さすがに乗り過ごすことはありませんでしたが、比較的最初に機内を出てラストコールでもう一度乗るといった感じでした。朝は曇っていたセビリアの天気も晴れてきました。
余裕をもってセビリア観光もすればよかったかなと思いましたが、休みが長くとれるとも思っていなかったので、今回詰め込んでしまったのが残念です。
セビリア観光で有名なのはスペイン広場です。スペイン広場と言えばローマを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、セビリアにもスペイン広場と呼ばれる施設があります。映画「スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」でロケ地になった施設で、1929年の万博の際に造られたようです。こちらがそのスペイン広場の写真になります。
またまた飛行機に乗り込んで、マドリードへと戻ります。
5本目に乗るころには夕方になりました。機上からの夕焼けが綺麗です。
赤いエンジンのカラーリングが格好いいですね。離着陸を繰り返し、もうこの頃にはだいぶ疲れています。
5本目、6本目とヘロヘロになりながらも順調こなし、ビジネスクラスにアップグレードをした7本目になりました。またゲートで、イベリア航空に加算予定になっていたマイルをアメリカン航空に変えてもらったのですが、搭乗ゲートのスタッフにスキルの差があるようですんなりしてくれる方、迷いながらもしてくれる方、できるかわからないけどと言いながらしてくれる方などがいました。大変感謝なのですが、最初からできないという方、めんどくさがる方などもいまして8本中5本しかアメリカン航空に加算できませんでした。
ビジネスクラスなのでウェルカムドリンクとしてオレンジジュースをもらいます。エコノミーだと水も有料なのでありがたいです。
離陸後のマドリードの夜景がカメラではうまく表現できませんが、綺麗でした。
ビジネスクラスでは簡単なスナックがもらえますが、本当に僅かな気持ち程度のサンドイッチとピクルスです。
この後、セビリアからマドリードへの最終便で引き返し、1日4往復の旅は終わりました。アメリカン航空はミニマムマイルがあると勘違いしていたのですが、後日規定のマイル数しか貯まらず、がっかりした覚えがあります。