マドリードでは、日中はバル巡りをして、夕方に美術館を巡るという生活をしていました。
というのも、夕方の時間は美術館が無料になることが多く、その時間に合わせて美術館に行く計画を立てていたので、それ以外の時間でバル巡りをしていたわけです。
まずはマドリード観光のバル編をお届けします。バル巡りでは生ハム、イワシ、海老のアヒージョ、マッシュルーム、各種タパスをワイン片手に食べていました。
サンミゲル市場(Mercado de San Miguel)
サンミゲル市場(Mercado de San Miguel)は、マドリードの中心地であるマヨール広場のすぐ隣にある、バルが集まった飲み歩きもできる市場です。様々なお店が出店しており、タパスやデザートまでその場で食べることができます。
色とりどりのデザートがあり、見ているだけでも楽しめますね。
日本の魚市場のように、魚などもそのまま並べられています。
貝や魚など、並べられています。買っている人がいなかったのですが、家で調理する用の材料なのでしょうか。
魚やデザートはありましたが、やはりこの市場のメインはお酒のつまみであるタパスやピンチョスですね。こちらは蟹のタパスを取り扱っている店で、他にも牡蠣やサーモンを取り扱っているバルや、生ハムがメインのバルなどが出店しています。
こちらはカメノテですが、スペインであっても高級食材のようで今回は食べませんでした。貝が好きな人にはたまらないですね。
ピンチョス類もあります。タコとか青魚とかもあり、味付けも好みのものでした。日本人の口には非常に合うと思います。
サンミゲル市場に出店しているワインのお店で、白ワインをいただきまして市場内で飲んでいました。ワインも安いものはグラスで2.5ユーロから3ユーロですので、観光地にあるバルとしては高くないのかなと感じます。実際に近くにあるバルと値段は変わりません。
他のピンチョスも買い、しばらく白ワインを楽しみました。この日はこの後観光をしましたので、これ以上は飲んでいません。
ムセオ・デル・ハモン (Museo del Jamon)
翌日の昼もマヨール広場の近くで、飲んでいました。伺ったお店は「生ハム博物館」ムセオ・デル・ハモン (Museo del Jamon)になります。今回はマヨール広場近くの店舗に行きましたが、他にも支店があります。
最初に食前酒としてベルムー(Vermut)を頼みました。日本語ではベルモット(Vermouth)と呼ばれ、白ワインをベースにした果実酒となります。
お酒を頼むと、おつまみが付いてくるようでした。右のソーセージみたいなものは注文しました。
あとは生ハムです。全体的にコストパフォーマンスは良く、2品とお酒で全部で10ユーロ程度だったっと思います。
メソン・デル・チャンピニョン(Meson del Champiñion)
次に伺ったのは、マッシュルームをメインで提供しているバル「メソン・デル・チャンピニョン」です。店の外に「マッシュルーム」と日本語が書いてあります。怪しげな店だと最初思いましたが、英語も通じるしとても気さくなお店でした。
ここではマッシュルームの鉄板焼きを頼みました。飲み物は赤ワインです。
カウンターでワインを飲んでいると、目の前で焼き上げてくれます。
日本語のメニューもありました。ちなみになんですが、カウンターとテーブルで値段が違います。カウンターでの立ち飲みの場合が安くなります。
バル・サントゥルセ(Bar Snturce)
バル・サントゥルセは焼きイワシがメインのバルです。イワシ(Sardinas)が強調されています。12匹で3.9ユーロはお手頃です。ハーフもあります。
飲み物としてはカーニャ(小さいビール)を頼みます。
「サルディーナ」と注文したら、ハーフかどうか聞かれましたが、結局12匹を注文しました。小ぶりのイワシなのですが、頭ごと丸々一匹食べていってたら、骨がのどに刺さって大変でしたので、途中からは腹の部分だけを食べることにしました。よく噛んで食べれば丸々一匹食べれないこともないです。
イワシは塩味が効いていてビールによく合いました。
カサ・デル・アブエロ (Casa del Abuelo)
日を改めて、マドリードの最終日に伺ったのは海老のアヒージョ専門店「カサ・デル・アブエロ (Casa del Abuelo)」です。
ここは今まで伺ったバルの中では値段が高めでした。今まで伺ったバルは10ユーロあれば食事とお酒を愉しめましたが、このお店は海老のアヒージョだけで17.5ユーロの値段設定でした。
ここでも食前酒としてベルムーを頼みました。こちらのお店はマドリード市内に何店舗かあるようです。
こちらが海老のアヒージョです。高いだけあって、海老は新鮮でとても美味しいものでした。
今回はソル広場近くの店舗に伺いました。