メルキュールまで
宿泊先であるメルキュール・シティーセンターまでは地下鉄で向かいます。ブダペストの公共交通機関も料金体系は結構複雑です。それに比べて日本の鉄道の料金はとても分かりやすいですよね。目的地までの値段が路線図に書いてありますからね。
24時間有効のフリーパスを買ってもよかったのですが、翌日はできるだけ徒歩で観光しようと考えていたので、片道切符を買います。
この片道切符なのですが、目的駅まで3駅までなら300フォリント、それ以上なら350フォリントのようなのですが、ハンガリー語に設定しないと300フォリントの切符が表示されません。英語やドイツ語で試してみましたのですが、片道切符350フォリントのものしか表示されませんでした。外貨獲得のためなのでしょうか。仕方ないのでハンガリー語で全く分からない単語と格闘しながら購入しました。
ハンガリー語(300Ftという切符がある)
英語(300Ftの切符がない)
ドイツ語(同様にない)
Keleti palyaudvar駅から3駅先のDeak Ferenc ter駅まで向かいます。
駅からメルキュールまでは歩いて5分程度でした。
メルキュールブダペスト
メルキュールブダペスト・シティーセンター
チェックインをします。
今日はこちらの部屋に泊まります。
フルーツとナッツ
水は大きな瓶でしたので持ち運びができませんでした。
コーヒーマシーン
チェックインして気づいたのですが、ラウンジアクセスのつく部屋だったようです。予約の時に最安のツインルームが希望の日程では出てこなくて、1000円ほど高い部屋にした記憶があるのですが、1000円ほど高い部屋にしたことでラウンジアクセスがついたようです。ブダペストは宿泊税がかなり高く、今回はふたりで一泊朝食付きで15000円ほどかかりました。
ラウンジは朝7時から21時まで開いているようで、17時から19時のハッピーアワー"happy snack hours"は簡単な軽食やアルコールがありました。チェックインした時は18時40分とかでしたので急いでラウンジに向かって軽食をいただきました。
メルキュールのラウンジ
ラウンジは「F階」にあります。
中に入ってみました。
簡単な軽食をいただきます。結果としてこの日の夜ご飯はこれだけになりました。
19時になり、部屋に戻ります。ブダペストの観光名所は夜に船から見るのが綺麗で効率がいいようなので、ウィーン中央駅であらかじめドナウ川クルーズを予約しておきました。Legenda社のクルーズが一番有名なようです。当日予約したので、空席がある一番早い時間が22時15分発でした。レジェンダ社のクルーズは7番ドック(Dock 7)から出港しますが、これがメルキュール・シティーセンターからかなり近く歩いて5分程度です。
22時にホテルを出ればいいので、1時間半ほど寝ることにしました。22時前に起きて、船着き場へと向かいます。この船着き場に近くてドナウ川が見ることのできるホテルだとマリオットになります。マリオットから鎖橋の方向に向かってインターコンチネンタルとソフィテルがあります。これらのホテルは特にリバービューの部屋だと料金がかなり高くつきます。アコーホテルズ系列のソフィテルなども予約時に見てみたのですが、一泊3万円ほどからといった感じで、さすがにこちらの予算を大きく超える値段設定でしたので諦めました。
Legenda社のクルーズ
Legenda社の船着き場にやってきました。オンラインで予約した時に送られてきたバウチャーを見せたら、中に通してくれて領収書をくれました。乗船するとドリンクの注文を聞かれました。有料かどうかを聞いたら、無料のようです。シャンパンがあるということなので、シャンパンを注文しました。しばらくして船は離岸しました。まず船は南下していきます。船にはオーディオガイドもついており、日本語も選択できました。船の前方にあるディスプレイのビデオとオーディオガイドはリンクしており、船から見える建物の説明を動画でしてくれます。
ブダ城
有名な建物や橋は白かオレンジ色の光でライトアップされていて、写真写りがとてもいいです。
リバティ橋
エリザベス橋
川沿いのホテルを写真で撮ろうとしたらあまり綺麗に写らなかったのですが、国会議事堂や橋は比較的綺麗に写真を撮ることができました。
国会議事堂
クルーズは大体30分ほどで終了し、ホテルに戻ります。
このドナウ川のナイトクルーズの値段は一人当たり18ユーロだったのですが、私はかなり満足することができました。ドリンクが一杯無料でホテルから近くてオーディオガイドもついていて、ブダペストの有名スポットを船から楽しめるというのは時間的にも効率がいいですし、何より夜景が綺麗です。
下船時に撮った船の写真
当日に予約しようとしたら結構売り切れの時間帯があったのでかなり人気もあるのだと思います。またナイトクルーズのほかに、ビュッフェスタイルでの食事が楽しめるディナークルーズもあったり、日中のクルーズもあったりとバリエーションが豊富です。
また5分ほど歩いてホテルに到着です。