ニューヨークでは「ザ・レキシントンホテル」に滞在
キャセイパシフィックのファーストクラスでのニューヨーク旅行では「ザ・レキシントンホテル(The Lexington Hotel)」というホテルに泊まりました。ニューヨークはホテルが高く、予算も厳しい中かなり迷っていたのですが、マリオット系列のホテルで中心部にあるホテルの中では比較的リーズナブルなホテルでしたのでこの「ザ・レキシントンホテル」に宿泊することにしました。
ザ・レキシントンホテルは1929年に「ホテルレキシントン」としてオープンしたホテルです。その名の通りレキシントン通りにあり、マリオットのブランドとしてはオートグラフコレクションに当たります。1920年から30年にかけてのホテルブーム、高層建造物建築ラッシュの際に建てられたホテルです。
まさに「摩天楼の頂上でランチの時代」ですね。
ザ・レキシントンホテルにはあのマリリンモンローも滞在
ザ・レキシントンホテルはマリリンモンローがその一室に居住していたことでも有名なホテルです。マリリンモンローがジョー・ディマジオマジオとの短い新婚生活で住んでいた部屋は現在リニューアルされ「The Norma Jeane Suite」という名前で、一般人も泊まることが出来ます。
The Norma Jeane Suiteの部屋の様子
(画像引用:The Norma Jeane Suite - Midtown New York Hotel Suites - The Lexington Hotel)
The Norma Jeane Suiteのテラスの様子
ザ・レキシントンホテルの滞在記
さて旅行記へと続きますが、ニューヨークJFK空港からスーパーシャトルでグランドセントラル駅まで送ってもらい、そこから少し歩いてザ・レキシントンホテルに着いたのは夜の遅い時間帯でした。
フロントでは気さくに対応してもらい、その場でペットボトルの水と朝食の券、バーでのドリンククレジットをもらいました。またマリオットチタン会員ということもあってなのかはわかりませんが、少しだけアップグレードしてもらえたようです。
朝食は1Fのロビーにある、「The Mixing Room」で食べることが出来ます。想像していたよりかなりカジュアルなホテルだなと感じました。
部屋にはコーヒーマシンも備え付けられており、カプセルはデカフェなどを含めて多くの種類がありました。口コミでは古臭い印象があるとの書き込みを見かけましたが、確かにロビーと比べると少しだけ部屋はクラシックなのかなとは思いましたが、気にはなりません。
朝食はシンプルだが朝食会場は豪華
朝食は種類が豊富なパンを除けば、ゆで卵、ソーセージ、ベーコンとフルーツくらいで非常にシンプルです。
シンプルですが、物価の高いニューヨークでは近くのスーパーで軽く総菜を買っても10ドル以上するので無料の朝食は非常に助かりました。
ゆで卵やフルーツもダイナミックに盛られています。ここは夜はバーとして利用でき、宿泊者は1日につき25米ドルのディスティネーションフィーを払っており、そのうち20米ドルがドリンククレジットとして利用できます。
奥には夜にバー営業をするためのお酒類が置かれていました。
テイクアウト用のコーヒーもあり、牛乳やソイミルクの種類も多くて部屋で飲むこともできます。カジュアルながら部屋でもゆっくり過ごせるようなサービスが非常に良いと思いました。
ニューヨーク観光から帰ってくるときちんとベッドメイキングもされていたのでテンションが上がります。ニューヨークにあるシェラトンやWよりもリーズナブルですが、最低限のサービスは受けることができ、このホテルにして正解でした。
The Mixing Roomのバー営業
夜にはドリンクのクレジットを利用して、バーでお酒をいただきます。3泊4日で80ドル分のドリンククレジットなので、スパークリングワインなど少し高めのお酒を頼んだりして、バーでの会話を楽しみました。
水は生意気にもVOSSを頼みました。それでもバーの営業時間帯に帰ってくる日はあまりなく、80ドル分のバウチャーを利用するのには苦労しています。
今回の滞在費は3泊4日で1,202USDと相当な出費だったのですが、場所が便利で最低限のサービスは受けることが出来たので、このザ・レキシントンホテルに滞在して良かったと思います。日本人の旅行者でこのホテルの滞在記はほとんど無かったので不安でしたが、マリオットの宿泊履歴も貯まりますし、ニューヨークのホテルの中では比較的リーズナブルだったので満足度の高い滞在でした。