キャセイパシフィック航空のCX564便で大阪に帰るために桃園国際空港に着きました。今回は第1ターミナルを利用するので、第1ターミナルのプラザプレミアムラウンジとキャセイパシフィック航空ラウンジを利用しました。
第2ターミナルのラウンジレポートはこちらから
第1ターミナルのラウンジはこのように1ヵ所に固まっています。ここは保安検査場や出国審査の真上にあたります。プラザプレミアムラウンジとチャイナエアラインのラウンジが2つずつあります。
以前はここにタイ航空のラウンジや復興航空(トランスアジア航空)のラウンジがあったのですが、タイ航空のロイヤルシルクラウンジはなくなり、復興航空は解散してしまいました。ふたつとも利用したことがありますが、復興航空は本当に豪華なラウンジでしたが、タイ航空のラウンジはかなり残念なラウンジでした。
先にキャセイパシフィック航空ラウンジの隣にあるプラザプレミアムラウンジに行ってみることにします。
プラザプレミアムラウンジ
プラザプレミアムラウンジはプライオリティパスで入れるラウンジです。第1ターミナルのプラザプレミアムラウンジはスペースは狭いですが、落ち着いた雰囲気のラウンジです。ただ第2ターミナルのプラザプレミアムラウンジの方が何倍も広く豪華です。桃園国際空港第2ターミナルのプラザプレミアムラウンジはプライオリティパスで入場できるラウンジの中でも私自身、特に気に入っているラウンジのひとつになります。
ラウンジの奥は落ち着いた雰囲気になっています。
こちらのソファー席では食事が難しいので、利用客は入ってすぐのブース席かビュッフェコーナーの近くのテーブル席に固まっていました。
このようにパーティションで区切られたブースがあり、他にビジネススペースのような場所もないので、ここでパソコンを使って作業をしていました。
右側にテーブル席が見えますが、ここで食事をすることができます。
こちらはドリンクコーナーで、コーヒーや紅茶に加えて、ビールサーバーがありました。
お腹はあまり空いていないので、ホットミールをがっつり食べるということはありませんでしたが、美味しそうですね。
サラダ、デザート類も充実しています。
牛肉麺や肉燥飯(ローツァオファン)なども注文すれば作ってくれます。肉燥飯は有名な魯肉飯とほぼ一緒のもののようです。
写真のメニューを拡大したものがこちらになります。
牛肉麺を頼んでみました。少しピリ辛でコクがあり美味しくいただきました。やはり台湾の料理は日本人の口によく合います。
牛肉麺を食べ、カフェラテを飲みながらしばらくパソコンで作業をしていましたが、少し飽きてきたので今回のラウンジ巡りの大本命キャセイパシフィック航空ラウンジに向かうことにしました。
キャセイパシフィック航空ラウンジ
上の画像がキャセイパシフィック航空ラウンジのインビテーションになり、入場時に受付で回収されました。
受付から入ってすぐのところにこのような軽い飲み物とスナックが置かれたスペースがあります。ここは人もあまりいないのでくつろげます。話し声もほとんどないのでお茶やコーヒーを飲みながらここでリラックスすることができます。
たしかサラダなどが置かれていたと思います。
このようなロングテーブルがあり、右側にはひとり用の椅子が置いてあることがわかります。
私はラウンジを出る直前にここでジャスミンティーを飲みながらゆっくりしていました。入り口が近いので最後に軽く飲み物が欲しいという場合はここで十分かなと思います。
入り口から入って右に曲がりしばらく通路を歩くとダイニングスペースがあります。こちらのダイニングスペースでは名物のヌードルバーがあり、麵類の料理や点心を食べることができます。
先ほどのヌードルバーで注文し、このように食事をするテーブルがあるのでここで料理を食べることができます。こちらの食事用のテーブルは比較的混みあっていました。
メニューはこちらになります。牛肉麵や担々麵がありますね。それにしてもDan Dan Noodleでわかるほど欧米でも有名なのでしょうか。
こちらが麺類のメニューと
点心のメニューです。
カウンターで注文するとこのように呼び出し用の機械を渡されます。
最初に担々麵と海老の点心をいただきました。量はかなり少ないのですが、先ほどプラザプレミアムラウンジで牛肉麵を食べたので、これだけでお腹いっぱいになりました。
この後はまず、奥のバースペースに行きドリンク類をいろいろと飲んでゆっくりしていたのですが、時間が経つと少し小腹が空いてきたので、追加でワンタン麵とペンネを食べました。ワンタン麵は美味しかったですが、ペンネの方はトマトソースと茄子のペンネ(Penne with Eggplant and Tomato Coulis)のはずですが、茄子が見当たりませんでした。
このラウンジで大部分の時間を過ごしたのがラウンジの一番奥にある開放的なスペースです。
突き当りにはバーカウンターがあり、好きな飲み物を注文すれば作ってくれます。
ソファーもたくさんあるので大人数での利用でも大丈夫ですね。
こちらが一番奥のバーカウンターになります。
こちらがドリンクメニューとなります。
アルコールメニューとノンアルコールメニューがあります。
初めてのキャセイディライトです。以前キャセイパシフィック航空に乗った時は品切れとのことで飲めなかったことがありました。これ本当に美味しいですね。つぶつぶが癖になります。おかわりをしてしまいました。キャセイディライトは作り置きだったので、いつか作り立てのものを飲んでみたいなとも思いました。なかなかそんな機会はないでしょうが。
以前キャセイディライトが飲めなかった時の搭乗記
そしてこのドリンクを飲んでいるテーブルなのですが
引き出すことができ、取っ手を引くとコンセントが出てきます。テーブルの上にコンセントがあるのは何かと便利です。残りの時間はここでパソコンを広げて作業をしていました。
キャセイディライトを2杯いただいた後に、Bubble Milk Teaを飲みました。台湾名物のいわゆるタピオカミルクティーですが、市中のお店ほど甘くなくすっきりとした好みの味でした。屋台で買ったミルクティーは糖分30%にしてもだいぶ甘かったです。
最後にラテを頼みます。ラウンジ内にはエスプレッソマシンがいくつかありましたが、せっかくなのでバーの方で頼みましょう。簡単なラテアートを描いてくれました。耐熱のガラス容器もおしゃれですね。
さいごに
台湾(TPE)のキャセイパシフィック航空ラウンジは凄いということは聞いていましたが、想像以上でした。これがブリティッシュエアウェイズのAviosを使った台北-関空発券で使えるのは本当にお得だと思います。
この区間のキャセイパシフィック航空に乗る場合で片方だけビジネスクラスにする場合は、絶対に台湾発をビジネスクラスにした方がいいですね。
今までキャセイパシフィック航空のラウンジを使ったことがなかったので、キャセイのラウンジのサービスに本当に驚きました。いつか機会があれば本場の香港のラウンジや羽田のラウンジも利用してみたいですね。
またプラザプレミアムラウンジもプライオリティパスで使えるラウンジのなかではトップレベルで素晴らしいですね。台北は本当にラウンジが充実しています。