ウィーン空港に着いたので、とりあえず市内へと向かいます。
バゲージクレームでこれから行く予定のFiglmüller(フィグルミュラー)の広告がありました。シュニッツェルが有名なレストランです。
空港からMitte(ミッテ)駅に向かうのに一番いい方法はCity Airport Train(通称CAT)を使う方法です。空港とウィーン・ミッテ駅を16分で結んでおり、Wi-Fiのサービスがあります。値段としては高めで片道12ユーロ、往復21ユーロとなります。(オンライン購入の場合は片道あたり1ユーロ割引で、片道11ユーロ、往復19ユーロ)
切符の値段
またミッテ駅から空港に行く場合は、シティーチェックインが使えるので航空会社によりますがミッテ駅のカウンターで荷物を預ければウィーン空港でピックアップする必要もなく目的地の空港まで運んでくれます。(昔はルフトハンザ便やオーストリア航空便などに限られていましたが、今は利用できる航空会社も拡大しているようです。)
ANAでは使えるようですね
しかし、今回はウィーン空港からミッテ駅の片道しか利用しませんので、シティーチェックインも往復割引も利用できません。ですので、Sバーンという日本でいえば在来線のようなものを利用します。
今回Sバーンを利用することによって、値段はふたりで片道4.6ユーロに抑えることができました。車両はとてもきれいで、時間も26分とCATに比べて10分しか変わりません。
目的地で「Wien Mitte」を選択
2人で4.6ユーロになります。
Sバーンの座席
また、このSバーンと市内の地下鉄を乗り継いで市内の目的地まで行くことのできる切符もあり2人で7.8ユーロでした。(ウィーンの地下鉄の初乗りは2.2ユーロかかりますので、こちらを利用する方が安くなります。)
「S-Bahn Ticket Airport-Vienna City」は市内の中心部の目的地まで行くチケット(ひとり3.9ユーロ)
私自身はミッテ駅(Mitte)と中央駅(Hauptbahnhof)を同じ駅だと勘違いしており、ミッテ駅から歩いてシュテファン大聖堂とフィグルミュラーに行き、また戻ってきてブダペストまでの電車に乗るつもりでした。(日本語にすれば中間駅と中央駅ですからね、同じじゃないかと思ってしまいます。)
しかしMitte駅でブダペストまでのオーストリア連邦鉄道(ÖBB)の切符を発券したら、この電車の乗車駅わかる?中央駅からだから地下鉄乗り継いでいくのよと言われ、そこでミッテ駅と中央駅が違うことに気づきました。結局ウィーンの地下鉄の切符を買いなおしたため空港から中央駅までふたりで9ユーロかかりました。(4.6+4.4ユーロ)結果として1.2ユーロ損していますね。
ただウィーンの地下鉄は同一方向に行く場合は、途中下車しても切符を買いなおさなくてもいいみたいなので、ミッテ駅→シュテファン→中央駅と一枚の切符で行くことができ、短い区間でも歩かなくて地下鉄に乗れたのは良かったです。
Sバーンを利用してミッテ駅に到着し、ブダペストまでの切符を発券した後はフィグルミュラーに向かいます。
フィグルミュラー(Figlmüller)
フィグルミュラーは2店舗あり、いつも満席の店舗と比較的空いている店舗があります。ふたつのお店は50メートルほどしか離れていないので、予約せずに混雑しているほうに行くともう一つの店舗に行ってくれと言われます。混雑している店舗は有名なのか本店なのかで予約が必須みたいです。もう一つの店舗は時間帯によっては並ばずに入れます。
今回は並ばずに入ることができました。
メニュー
コードンブルー(Cordon bleu)とシュニッツェル(Schnitzel)そしてジャガイモのサラダ(Kartoffeln Salad)、そして飲み物としてビールとラドラー(Radler:ビールをレモン水で割ったもの)を注文しました。
シュニッツェルはさらに入りきらないくらい大きいものが出てきます。写真の奥がシュニッツェルです。
シュニッツェルは見かけは大きいですが、肉は薄いものを使っているのでひとりで食べきれる量です。
今回頼んだコードンブルーもカツなのですが、鶏肉を使っており、中にチーズとハムが挟んであります。
会計は全部で42ユーロだったので、48ユーロをカードで支払いました。
店を出ると、列ができていました。早めに入店して正解でした。
シュテファン大聖堂
フィグルミュラーの最寄り駅はStephansplatz(シュテファン広場)で地下鉄の駅を上がるとすぐこの光景が広がります。
入場料などは特にかからないので、中に入ってみます。
中の様子です
今回ウィーンでは乗り継ぎのつもりだったのでほとんど観光はしませんでした。
時間もそこまで余裕はないのでウィーン中央駅に向かいます。
いざブダペストへ
この日は日曜日なので、ミッテ駅と同様に中央駅でもほとんどのお店は閉まっていました。ドイツやオーストリアでは基本的に日曜日は営業してはいけません。唯一SPARというスーパーがやっているコンビニのような小さな店舗が営業しているのみでした。
今回は指定席を予約していないので、席は空いているところから早いもの順です。急いで乗り込みます。今回の予約はÖBBのサイトから行いましたが、使用する車両はハンガリー国鉄のものでした。2時間40分かけてハンガリーのブダペストへと向かいます。
向かい合わせの狭い席でしたので、足の置き場など窮屈だったのですが、そこまで長い時間ではなくて良かったです。
ブログを書いているうちにブダペストKeleti駅に到着です。
乗る時に取れなかった電車の写真を撮ります。
駅の外に出てみました。
これが駅だとは思えません。
地下鉄に乗り本日の滞在先であるメルキュール・ブダペスト・シティーセンターに向かいます。