先日、アシアナ航空のA380ビジネスクラスに乗るために、仁川から成田の往復航空券を発券しました。そこで発券地である仁川まで行かなくてはいけません。一般的には韓国に行く場合ピーチなどLCCの利用が考えられますが、特典航空券という選択肢もあります。
韓国までの航空券を手配
日系航空会社の韓国行き特典航空券は意外と取りにくく計画的な利用が必要です。ただ、スカイチームであるデルタ航空の特典航空券の場合、比較的競争は激しくなく大韓航空などの利用で韓国まで行くことができます。
デルタ航空のマイレージプログラムであるスカイマイルの場合、日本から韓国までの必要マイル数は
エコノミー片道: 7500マイル
エコノミー往復:15000マイル
ビジネス片道:15000マイル
ビジネス往復:30000マイル
となっています。ちなみにデルタ航空は毎年、ニッポン500マイルキャンペーンというものを行っており、日本国内線の航空券の半券をFAXで送れば一枚につき500マイルを付与してくれます。(一般会員の場合一年で最大10回で5000マイル、上級会員の場合は最大40回で20000マイル)
関空から仁川の特典航空券をデルタ航空のスカイマイルで検索
というわけでデルタ航空のサイトから韓国行きの航空券を検索してみました。ちなみに必要マイル数のほかに6000円から12000円程度の税金がかかります。
ウェブでの検索を試みましたが、検索結果が全く出てきませんでした。同じ条件でスマホで検索したら多くの旅程が出てきましたのでそのままスマホで予約、決済をしてしまいました。
6000円から12000円の税金がかかることを考えるとエコノミーの場合割高に感じます。LCCを使えば10000円程度で韓国に行けるのでどうしてもマイルを有効活用できていないのではないかと思ってしまいます。(実際は、レガシーキャリアの片道航空券を発券していると考えればかなりお得ではあるのですが...)そこでビジネスクラスで検索してみることにしました。
スマホの検索結果をスクロールして貼り付けてみました。
関西ー仁川の区間を検索しましたが、直行便は出てきませんでした。てっきり大韓航空の直行便が一番最初に出てくると考えていたので驚きました。出てきた旅程はすべて上海経由か台湾経由でした。
台湾経由の場合、チャイナエアラインに乗ることができますが、ビジネスの場合必要マイル数は片道35000マイルと上海経由の片道15000マイルに比べて倍以上のマイルが必要となります。また上海経由でも直行便でも日本から韓国へ行く必要マイル数が変わらないというのは面白いです。(余談ですが、昔は台湾経由韓国でも必要マイル数は15000マイルだったような気がします)
候補は、中国東方航空、上海航空(中国東方航空の子会社)、中国南方航空でしたので、中国東方航空と中国南方航空を1区間ずつ乗ることのできる旅程を発券しました。
ちなみにこちらの旅程はかかる税金自体も一番安い旅程でした。中国系航空会社のビジネスクラスは初めてですので、楽しみです。最近ではサービスのレベルもかなり良いそうなので、ふたつの中国系航空会社のサービスを比べてみたいと思います。
関西から上海までは812マイル、上海から仁川までは511マイルと距離も結構あります。
上海では、プライオリティパスで使えるラウンジもいくつかありますのでラウンジ巡りもしてみたいです。
特にChina Eastern Plaza Premium Loungeが気になります。
中国東方航空はターミナル1利用のようですが、なぜターミナル2にラウンジがあるのでしょうか。
また韓国から関西に帰る帰国便はいまのところLCCで発券するつもりです。