3連休にウェスティンホテル東京に宿泊
7月の3連休に恵比寿ガーデンプレイスにあるウェスティンホテルに泊まってきました。3連休ということもあり、ホテルロビーもラウンジである「ウェスティンクラブ」も大混雑でした。SPGアメックスカードの更新特典である無料宿泊を利用しましたが、予約するときに値段を見たら、54,220円でした。
宿泊した感想としては繁忙期とは言え、このホテルに5万円以上は出したくないという印象でした。恵比寿の駅からも遠く、シャトルバスもないので都心にある割にはアクセスが良いわけではありません。
さて、当日は目黒の駅からタクシーでウェスティンホテルまでタクシーでのアプローチです。目黒の駅からだと歩くのは難しそうです。一方恵比寿の駅からだと途中までは連絡通路があるため雨天の場合でも途中まで濡れずに歩いていくことが出来ます。
タクシーから降りてロビーでチェックイン手続きをします。チェックインカウンターには多くの人が並んでおり、15分から20分程度待ちました。エグゼクティブラウンジである「ウェスティンクラブ」でのチェックインも出来たのだと思いますが、初めて宿泊するホテルということもあり、ロビーで自分の順番を待っていました。
こちらがロビーの様子です。吹き抜けの広いロビーは開放感があり、ヨーロピアンクラシックな雰囲気を感じ取ることが出来ます。
直前まで部屋が決まっていないようでしたが、案内された部屋は14Fの1418でした。少しだけアップグレードしていただいたようです。部屋のインテリアデザインにも高級感がありこだわりを感じられます。洗面台やバスタブも黒を基調としたデザインで統一されています。
部屋の中もクラシカルな雰囲気です。落ち着いた色で部屋の雰囲気は非常に好きですね。
こちらの部屋は角部屋となっており、このような造りとなっています。窓の外には恵比寿ガーデンプレイスが見えますね。恵比寿ガーデンプレイスの敷地内の手前にはロブションがあります。
設備はそこまで新しくはなさそうですが、テレビは薄型の大画面テレビが置かれていました。
眼下にはジョエルロブション
まずは17Fのウェスティンクラブに行ってみることにします。エレベーターホールも豪華です。
恵比寿ガーデンプレイスへ
ただ4時前にラウンジに行きましたが、満席とのことでラウンジを利用できませんでした。仕方ないので恵比寿ガーデンプレイスを散策することにします。今考えるとこの時にラウンジ利用の予約をしておけば良かったなと思います。
ホテルから出て道路を渡ったところに、このような入り口がありました。こちらがジョエル・ロブション(Joel Robuchon)の入り口なのだと思います。
ジョエル・ロブション、今後食事をする機会はあるのだろうかと考えながら恵比寿ガーデンプレイスを散策します。
左側に見える高層ビルが今回宿泊したウェスティンホテル東京です。
恵比寿ガーデンプレイス内には「ヱビスビール記念館」というサッポロビールの工場見学ツアーに参加することが出来ます。事前予約制で約40分のツアーは500円で2杯の試飲付きです。
コンパスローズでのイブニングカクテル
恵比寿ガーデンプレイスからホテルに戻りましたが、まだウェスティンクラブは満席でした。ここで部屋番号を伝えて、席に空きが出来たら電話をしていただくことにします。そしてその間は22Fコンパスローズでドリンクをいただくことが出来ます。22Fのコンパスローズ以外にも1Fのザ・バーでドリンクをいただくことが出来ますが、煙草の匂いがきつかったので敬遠しました。
こちらがコンパスローズのバーのエグゼクティブクラブフロアのメニューになります。提供されているビールはやはり「ヱビスビール」でした。その他にもスパークリングワインやウィスキー、コニャックなどひと通りのお酒は揃っています。22Fのコンパスローズや1Fのザ・バーを利用できるのはクラブラウンジがイブニングカクテル営業をしている17:30-19:30までとなっています。
コンパスローズに17:30過ぎに伺った時はまだ、宿泊客はほとんどいませんでしたが、すぐに満席近くになり、かなり賑わっていました。しかし3連休などの繁忙期に宿泊すると落ち着かないですね。ここではスパークリングワインを頼みました。
軽く飲んだ後は、こちらの22Fのコンパスローズも混みあってきて、待っている人もいるようでしたので、部屋でゆっくりすることにします。部屋でも1時間以上待ちまして19:30くらいに自分の番が来まして17Fのウェスティンクラブを利用できるようになりました。
クラブラウンジ「ウェスティンクラブ」
こちらのクラブラウンジでも、サッポロビールがメインになりますが、缶ビールでの提供となります。ジュースも缶ジュースとして提供されていました。コーヒーマシンもありますが、ミルクスチームは別となっており、カフェラテを飲みたかったのですが、自分では作れませんでした。
こちらのラウンジの食事は、かなり待ったということもあり、期待していたのですが、正直に言いますとスナック類が多く、満足度は低かったです。パンやトルティーヤなどのツマミがメインですので晩御飯をここで済ませるというのはかなり厳しい印象でした。
私自身も、このラウンジを利用するくらいなら外に食べに行けば良かったなと思います。恵比寿横丁で飲んでいるほうがよっぽど楽しいですし、美味しいと思いました。ただスタッフの方も忙しいようで、簡単な食事しか出していないのかもしれません。
ウェスティンということで期待していたのですが、シェラトン都ホテル東京やさくらタワーのラウンジの方が遥かに素晴らしいと感じます。値段はウェスティンが一番高いイメージなので、今後の宿泊は敬遠してしまいそうです。
ウェスティンホテル東京の朝食
翌日の朝食についてですが、こちらのホテルはクラブフロア宿泊の場合は、朝食が無料で食べられるようでポイントなどのウェルカムギフトなどとの選択制ではなかったため、マリオットのポイントを1,000ポイント加算していただきながら無料の朝食を食べることが出来ました。
朝食はクラブラウンジである「ウェスティンクラブ」以外に、以下の3ヵ所のレストランでいただくことが出来ます。
・レストラン ザ・テラス(1階)
・フレンチレストランビクターズ(22階)
・日本料理 舞(1階)
今回は22Fのフレンチレストランビクターズで朝食をいただくことにしました。
フレンチレストランビクターズ
朝食の提供が終わる少し前の9時半過ぎに22Fのビクターズに行きましたが、満席とのことで昨日と同様にコンパスローズで待つように言われます。東京のホテルはこんなに朝食会場のキャパシティも足りていないのでしょうか。
昨日は天気が悪く、薄暗い印象でしたが、明るく広い空間なので朝食時に全く利用されていないのはもったいないと感じてしまいます。
10分程度待った後に席に案内されます。メニューが配られました。ドリンクとパン、メイン料理からそれぞれひとつ選ぶことが出来ます。
ドリンクはブルーベリースムージーが飲みたかったのですが、私はスムージーには縁がないようで、売り切れとのことでした。仕方なくクランベリージュースを頼みます。
初めてキャセイパシフィック航空のビジネスクラスに乗った時もキャセイディライトが売り切れでした。
パンは、シリアルやパンケーキ、フレンチトースト、ブレッドバスケットから選ぶことが出来ます。またメインはサラダプレートやステーキ、卵料理などから選べます。高プロテインのホワイトエッグオムレツというメニューもあります。
パンケーキは、最近流行りのふわふわパンケーキとは程遠く、かなりパサパサの固いパンケーキでした。焼き過ぎなのかこんなもんなのかわかりませんが、私の口には合いませんでした。
こちらはフレンチトーストで、フランスパンを使っています。見栄えはいいですが、フランスパンを使っていることもあってか固めです。
ミニッツステーキにしてはボリュームがあり、時間はもう既にブランチの時間帯ですが、朝から贅沢ですね。目玉焼きの半熟加減もちょうどいいです。
ウェスティンクラブ再訪
朝ご飯を食べた後はウェスティンクラブにも寄ってみました。ちょうど朝食の提供が終わるくらいの時間帯でしたので、朝食が済んでいるか聞かれました。
昨日のイブニングカクテルの時間帯とは変わって、朝食は良さそうです。比較的和食も充実していました。大きなソーセージも切り分けて食べることが出来ます。
ただやはりラウンジの中は混みあっていたので、ラウンジの中の写真は写すことが出来ませんでした。レイトチェックアウトを利用し、部屋で4時過ぎまで作業したりラウンジに行ったりしていました。
アフタヌーンティーの時間になるとマフィンなども並べられていました。この時間帯でも相変わらず人は多かったですが、満席で入れないということはありませんでした。
ケーキやゼリーの見栄えも良く、イブニングカクテルだけがあまりおススメできないだけなのかなと考えました。
エクレアなどバリエーションも豊かで、クオリティも高かったです。
さいごに
結局特典のレイトチェックストをフルに利用し16時までホテルにいました。決して悪くはないホテルで、内装や雰囲気も良いですが、ラウンジの満足度があまり高くなく税込で5万円以上出して泊まる価値があるかと言われたら、疑問の残るホテルでした。
マリオット系列で比較するなら私ならザ・プリンスさくらタワー東京かシェラトン都ホテル東京を選ぶと思います。場所はいいのだと思いますが、駅から遠く、シャトルバス等がないというのもこのホテルのデメリットだと感じます。