マドリードへと向かいためにエミレーツ航空の超大型機A380に乗り込みました。優先搭乗で機内に乗り込むと、ファーストクラスは初めてかと聞かれました。羽田からドバイまで利用しましたが、このA380は初めてだと伝えるとエンターテインメントの使い方など丁寧に教えてくれました。
本日の座席は2Kです。
このA380のファーストクラスの座席は14席あるようですが、本日の利用者は2人だけのようです。ウェルカムドリンクとしてシャンパンをもらいました。
ラウンジでシャワーを浴びていたのにも関わらず、機内でシャワーを利用したいかを聞かれましたので、せっかくだからと利用することにしました。着陸の2時間前に利用することにします。
机の引き出しには、エミレーツのノートとペンが入っています。こちらは羽田からドバイまでのB777-300ERにもありましたが、貰いそびれてしまいました。今回は持ち帰ることにします。
座席の横にはミニバーが完備されています。飲みたいときに飲めるのはいいのですが、冷えているわけではないので氷がないとジュース類は美味しくいただけないです。
座席からの眺めはこのようになっています。扉を閉めることによって個室タイプのファーストクラスとなります。この扉は手動で開け閉めするものだと思っていましたが、実際は手で閉めようとしても全く動かず、電動で開閉するというものでした。
離陸前にアラビックコーヒーとデーツです。画面は広く、エミレーツの内装の造りはかなり安っぽいですが、数時間の飛行時間なのでこれで十分すぎるほどです。
ファーストクラスのラウンジで食べすぎてしまったため、機内食はほとんど食べられないと思い、前菜でキャビアだけ注文しました。羽田からドバイまでと同様ヘネシーパラディ―を飲んで、チップスをもらいました。
キャビアがサーブされます。これだけのためにテーブルクロスも引いてくれました。
食後にはゴディバのチョコレートをもらいます。
食後は扉を閉めて映画を見ていました。お酒だけは飲み続けます。途中ビジネスクラスのバーにも行ってみました。人が多く写真は撮れませんでしたが、ビジネスクラスでもこのような設備があるのは素晴らしいですね。
ビジネスクラスの座席はかなりガラガラでした。マドリード路線にこんな大型機をダブルデイリーで飛ばしていいものなのでしょうか。非常に不安になります。
座席に戻り、カプチーノを注文します。エミレーツのマークのカプチーノを期待しましたが、エミレーツのマークはなく、美味しいものでもありませんでした。中東系航空会社はサービスのブレが大きいなと感じました。
カプチーノを飲んだ後は、シャワーの用意をしてもらいました。湯量に上限があることを何度か注意されていましたが、流しっぱなしにしなければ十分な湯量でした。髪と体を洗いましたが、用意されている湯量の半分程度で十分でした。流しっぱなしでも十分足りたかもしれません。
シャワーの湯量のメーター
脱衣所兼お手洗いといった感じで非常に広いスペースが確保されています。
さっぱりして座席に戻ると、フルーツを持ってきてくれました。しばらくすると着陸態勢にます。現地のマドリードはすでに夜の遅い時間となっています。
薄暗いマドリード国際空港に到着しました。ファーストクラス利用者は真っ先に出てくるのかと思いきや、全然出てきません。最初の荷物が出てきてから5分くらい待ってようやく荷物が出てきました。電車でマドリード市内へと向かいます。