今日はいよいよ4泊したサンフランシスコを出発しソウル仁川空港経由で大阪に帰ります。
パウエル駅(Powell)から空港までは行きと一緒でBARTに乗ります。
切符代は片道8.95ドルです。
30分でサンフランシスコ国際空港SFOに到着です。
アシアナ航空のカウンターでチェックインをしました。
搭乗券をもらいました。13時10分発なのですが、搭乗時間は13時30分になっています。明らかな遅れですが、ディレイについては何の言及もありませんでした。
なぜかアシアナ航空はコンコースAが割り振られており、スタアラ各社は基本的にコンコースAを利用していないので、例えばユナイテッド航空のラウンジにはアクセスできないようになっています。同様にエバー航空やシンガポール航空のラウンジにもアクセスできません。しかも指定のラウンジはチャイナエアラインのラウンジになります。おそらくこちら側にはスタアラのラウンジはありません。事前の情報で全く期待できないラウンジであることは調べていました。
アシアナ航空の乗客はチャイナエアラインのダイナスティラウンジを使うように書かれています。その隣には錦織選手のパネルがあります。
チャイナエアラインのダイナスティラウンジ
アシアナ航空ラウンジと書かれています。
中に入ってみました。入ってはいませんが、一応ファーストクラスの乗客用のスペースがありました。ビジネスクラスの場合はこの写真に写っている範囲と左に少しのスペースがあるだけです。正直に言うとかなり狭いです。
フードは全く充実していませんでしたが、このフルーツ盛り合わせは見ごたえがあります。
後はサンドイッチと
カップ麺が置いてあるだけでした。
簡単なバーコーナーがあります。
すぐに混んできて席は満席近くになりましたが、あまり飲みものを飲んでいる人はいませんでした。
お腹が空いていたのでカップヌードルをいただきます。
後は、コーヒーを飲んで時間をつぶしていました。
ここで残りの時間を過ごすわけではなく一応バックアッププランは考えており、プライオリティパスで利用できるエールフランスKLMラウンジを訪れることにしました。
チャイナエアラインのラウンジから一階下ったところにエールフランス・KLMラウンジがあります。意気揚々と乗り込みましたが、混雑しているのでプライオリティパス所持者は使えないといわれてしまいました。なんでも中国東方航空が遅れたため混雑しているという説明です。「ごめんなさいね。でも補償は一切ないですー。」と言われてしぶしぶラウンジを後にします。搭乗便は遅れるし、ラウンジは入れないしでツイていないです。
サンフランシスコ国際空港内を散策
ダイナスティラウンジに戻る気もあまりなく、ゲートの近くで残りの時間を過ごすことにしました。エールフランスのA380が見えます。
こちらに近づいてきました。
やはりA380は巨大ですね。一度も乗ったことがないので是非とも乗ってみたい機材です。
後ろに見えるのはサウスウエスト航空でしょう。こちらもぜひ乗ってみたい航空会社でして、捕らぬ狸の夢は広がる一方です。
近未来なデザインですよね。
搭乗時刻にゲートに行きましたが、さらに30分ほど遅れるそうです。仁川での関空行きの乗り継ぎがかなりギリギリになりそうな雰囲気です。
搭乗ゲートでさらに待つこと30分、やっと機内に入ることができました。
アシアナ航空OZ211便
A350の機内は想像していたより開放感がありました。シートはこのようにスタッガードシートで前の席と交互に組み合わさっています。
真ん中の席で隣り合っている席はかなり近く(例えば1列目のEとFなど)、身内である場合はかなり話しやすくていいのですが、全然知らない人だと一般的なビジネスクラスの席に比べてかなり近い印象があります。長距離だと気を遣うかもしれないのでひとりの場合は窓側の席がおすすめです。
座席の隣が小物入れになっており、スリッパやアメニティセットが置かれていました。
この写真から隣の席といかにいかに近いかがわかると思います。
ウェルカムドリンクとしてオレンジジュースをいただきます。
A350-900の安全のしおりです。
アメニティセットはロクシタンのものでした。
あと一つ気づいたこととして、中央部の席の上にはオーバーヘッドビン(収納スペース)がありません。機体の上部左右にしかありませんので収納スペースは少ないような気もしますが、その分天井がかなり高く開放感があります。
開放的のある天井。搭乗した時、左右の収納スペースはしていましたが真ん中の部分はこのままでしたので、真ん中上部には収納スペースがないことがわかりました。
離陸するまではエンターテインメントの映画を見ていました。
ヘッドホンは特にノイズキャンセリング機能などはついていません。
窓際ではないのでわかりませんがもうすぐ離陸すると思います。シン・ゴジラを見ることにしました。
映画を再生すると免税のCMが入ります。若干煩わしいです。
こちらが今回のメニューブックです。
洋食と
韓国料理から選べます。
韓国料理のビビンバを注文し、飲み物はシャンパンにしました。少し変な組み合わせかもしれません。
前菜と
シャンパンが提供されます。
ごま油をそのまま渡されました。
こちらも前菜で韓国料理なのだと思います。「Korean Pancake」と書かれていますがジョンというチヂミのような宮中料理のようです。あまり美味しくはなかったと記憶しています。
かぼちゃのスープです。
メインのビビンバです。美味しかったです。キムチもかなり量が多く、スープもあり見かけより満足感がある食事でした。
これはデザートの前の微妙なタイミングで提供されたお菓子です。味の方も個人的には微妙でした。
食後のミルクティーとチョコレートケーキです。チョコレートケーキは甘すぎずに美味しくいただきました。正直アメリカのものとは思えないほど、クオリティの高いケーキでこれだけおかわりしたいほどでした。またフルーツは断ったら残念そうな顔をされました。普通に貰っておけばよかったかも。
食後はフルフラットにして寝ました。
食後はすぐに寝たのですが、ぐっすりと眠ってしまい。2度目の食事の準備の音で起きました。単純に6時間以上は熟睡していたと思います。スナックでも頼みかったので残念です。起きていた弟はサンドイッチをもらったりしていたそうです。そんなに疲れていたわけではないのですが、シャンパンのがぶ飲みが効いたのでしょうか。機内散策などもしたかったのに。
というわけですぐに二度目の機内食です。
生ハムメロンの前菜です。バルサミコ酢がかけてあります。今回はスナックと書いてありましたが、豪華です。
コチュジャンのチューブをもらいました。好みに応じて使うことができるのでいいですね。
メインは牛肉にしました。
このあとフルーツが配られました。
もうすぐ、仁川空港に着きますが、この便の遅れは解消されていないようで、仁川空港ではギリギリの乗り継ぎになりそうです。残念ながらラウンジには寄る時間もなさそうです。
今回のフライトでは機内でぐっすり寝ることができました。長時間寝て一度も起きないというのは最新鋭のビジネスクラスならではかもしれません。エコノミークラスですと私は30分に一度は起きてしまいますので、そういった意味でも快適なフライトでした。