ヒースロー空港内の移動
朝早く起きて、滞在先のホテルを出てブリティッシュエアウェイズのファーストクラスに乗るために、ヒースロー空港のターミナル5に向かいます。ホテルからヒースロー空港のバスターミナルまでバスで向かい、そこからターミナル間移動のヒースロー・エクスプレスに乗り、ターミナル5まで向かいました。
ヒースロー空港は巨大なので空港内移動であってもかなりの時間を要します。通常は高価なヒースロー・エキスプレスもターミナル移動の場合は無料で乗ることができます。ターミナル5に向かう場合は時間にもよると思いますが、電車は20分くらいのインターバルなので注意が必要です。
無料の切符を発券して、ヒースロー・エクスプレスに乗り込みます。
BAファーストクラス専用カウンターでチェックイン
ターミナル5に着きました。朝の早い時間なので空港はまだ薄暗いです。ブリティッシュエアウェイズはファーストクラス専用のチェックイン棟があったはずなのでそれを探します。
時期はまだ11月の末ですが、もうすでにクリスマスの飾り付けがありました。
こちらのJカウンターがファーストクラス専用のチェックインカウンターのようです。成田空港第一ターミナルにあるANAのZカウンター(ANA SUITE CHECK-IN)より大きい印象です。
カウンター棟の内部の中央にはこのようなお花が飾られており、係りの方がお水を提供していました。私はすでに搭乗券を所持しており、荷物もマドリードで預けているのでこのままスルーして直結している保安検査場へと向かいます。
ファーストの文字が輝いています。カウンターがいくつも並んでおり、ファーストクラスの搭乗客が待つことがないようになっています。
保安検査を抜けて、ブリティッシュエアウェイズのファーストクラスラウンジへとつながる通路です。この長い通路を抜ければそのままファーストクラスラウンジ「Galleries First Lounge」となります。
BAギャラリーファーストラウンジ
こちらがファーストクラスラウンジの入り口です。
シャンパンのスペースまでやってきました。シャンパンが無造作に置かれています。
赤ワインのスペースは別の場所にありました。ファーストクラスラウンジは少しだけ見学をしてコンコルドルームへと向かいます。
コンコルドルーム
こちらの正面がコンコルドルームになります。左手に今回利用するElemis Travel Spaがあり、右手にはビジネスクラスラウンジがあります。
コンコルドルームの受付で搭乗券を提示し、いよいよコンコルドルームへと入場です。
コンコルドルームには開放的なテラスがあります。コンコルドダイニングという食事専用のスペースもあるのですが、このテラスに座っていてもメニューを持ってきてくれて、注文を取ってくれます。
この時間帯は朝食メニューでした。「スモークサーモンとスクランブルエッグ」と「ブレックファストサンドイッチ」を注文しました。飲み物としてはラテを注文します。
料理が運ばれてくるまで、テラス席を少し見てみます。ソファーが置かれており、食事は少ししにくいですが、空いていて開放的なので私はテラス席の方がお気に入りでした。
コンコルドルームの印象としては、意外と混雑しているなという印象でした。スペースとしてはあまり広くはなく、少し小さめのビジネスクラスラウンジくらいのスペースだったと思います。利用客はそれなりにいるので、想像していたよりは混みあっていた印象でした。
ただ特筆すべき点としては、ファーストクラスラウンジの方がもっと混みあっており、空いている座席もかなり少ない印象でした。世の中にはワンワールドエメラルド会員がこんなに多くいるのかと感じました。
ターミナル5は基本的にブリティッシュエアウェイズ専用ターミナルなので、ブリティッシュエアウェイズの飛行機が多くあります。遠くにジャンボジェットが見えますが、この会社はジャンボをまだ多く保有、運航している数少ない会社のひとつです。
ラテが運ばれてきましたが、きめ細かい泡にラテアートが描かれており、テンションが上がります。
次にメインディッシュが運ばれてきました。豪華な朝食です。今回朝食の時間帯しか利用できなかったのは残念です。ディナーのメニューなども見てみたいですね。
Concorde Diningという食事用のスペースもあるのですが、人が多く写真を撮るのは憚られました。コンコルドルームはテラス、バースペース、ダイニングスペース、ボードルーム、カバナと分けられています。カバナは今回は利用していませんが、いくつかのブログを拝見するとただのシャワールームで特筆すべき点はないみたいです。
ピアノも置かれていました。弾いてもいいみたいですが、ピアノは全くできません。仮に弾けたとしても、ラウンジの中で弾かないでしょう。
テラス席で食事をした後は、ボードルームでパソコンを充電しながらブログを書いていました。
ボードルームはこのようになっていますが、実際に会議などで利用されることは少ないかなといった印象でした。ここを利用している人は私一人でした。
充電も各国の充電器がそのまま使えるみたいで、パソコンを充電していました。今回はアダプターを持ってくるのを忘れて困っていましたので、大変ありがたいです。
ボードルームからはボーディングエリアの様子を見ることができます。ターミナル5だけでこれだけ広いのですから、非常に大きな空港です。
エミレス トラベル スパ
次にコンコルドルームを出て「エミレス トラベル スパ」に向かいます。オンラインで予約していたのでスムーズに対応してもらえました。こちらは英国のスキンケアブランドでありエミレスが旅行客用に提供しているスパのようです。
日本ですと、例えば「ホテル椿山荘東京」の中にあるスパもエミレスの製品を使っているようです。こちらのロンドンヒースロー空港にあるスパではファーストクラスの利用者に限って出発の28日前から48時間前に予約することができます。
15分間のメニューを選べるのですが、男性向け、フェイス、ボディなどが選べます。例えば男性向けメニューをとってみても3種類あり、選ぶのも迷うほど充実しています。
スパの施術が終わると、エミレスのコスメティックスのテスターをもらいました。スパを受けてすっきりとした気分で搭乗口に向かいました。優先搭乗で機内に乗り込みます。