普段はしない優先搭乗を利用して、今回は2番目に搭乗しました。というのも写真を撮れるかなと思ったのですが、すぐに乗務員の方からの挨拶があり、そのあとビジネスクラスの利用客が次々に搭乗されてきましたので写真は撮れませんでした。EK313便の出発時間は00:30であり、ドバイまでは真夜中便です。
ファーストクラスにも日本人の乗務員がいまして、少し話をしました。羽田路線は10月末からB777-300ERの新型ファーストクラスでの運用という噂は聞いていたのですが、実際にエミレーツの新型ファーストクラス「Game Changer」に乗れるとは感慨深いものがあります。
しかし謎なのは、なぜエミレーツはプロモーションを全くといっていいほどしないのでしょうか。新型ファーストクラスを運航しているのは全世界で確か4路線しかないはずで、関西国際空港へのA380投入より遥かにインパクトのあるニュースだと思うのですが。
客室乗務員の方に聞くと、10月末から羽田に新型ファーストクラスが運行されており、既に3週間ほど経つそうです。ただ運航日は毎日ではなく、週に5日と言っておりました。新型ファーストクラスの座席は6席で私は1Aの座席だったのですが、隣の1Eは空いており搭乗客や乗務員の荷物置き場としていました。
席に着いてすぐにウェルカムドリンクを聞かれました。シャンパンを注文できるのか迷っていると、シャンパンにされますかと言われましたので、そのままお願いしました。ドアクローズの前にシャンパンを提供していただけるというのは、なかなか聞かないです。
シャンパンが提供された後はアメニティーとパジャマが配られました。パジャマは袋に入っており、エミレーツのロゴマークが入ったものとなっています。
アメニティグッズはブルガリですが、ポーチはイマイチな印象ですね。
座席は天井までのパーテーションで完全に仕切られており、完全な個室となっています。完全な個室となるので、自分の席(部屋)でパジャマに着替えられるかなと思ったのですが、ドアの部分がすだれのようになっており、中で人が動いていたらわかるような気がした(恐らくわかります)ので、離陸後にトイレで着替えることにしました。
ちなみに、離陸して水平飛行状態になるまではパーテーションのドアは開けておかなければなりません。
次にデーツとアラビックコーヒーが配られてまさに至れり尽くせりです。
お菓子の詰め合わせもバスケットでもらいます。これも離着陸中は片付けられますが、着陸の際に好きなものを持って行っていいといわれましたのでチョコレートだけもらいました。
離陸した後は、食事の注文を聞かれましたので翌朝の朝食を和食にしました。またドリンクの注文を聞かれましたので、ヘネシーパラディ―を注文しました。温めたナッツと共にサーブされます。ヘネシーパラディ―は高級コニャックで700mlで10万円くらいするのでしょうが、お酒に詳しいわけではなく、値段が高いと何が違うのかわかりません。普段飲む蒸留酒よりかはこっちを飲みたいなといった印象でした。
その後軽食として、キャビアを注文します。飲み物はそのままヘネシーをおかわりしました。食べ過ぎだなとは思いつつも、まだ少しお腹に入るのでサンドイッチをふたつ注文します。スモークサーモンとローストビーフのサンドイッチで非常に美味しいものでした。ボリュームは深夜にしては多かったです。
食事の準備がされ
キャビアがサーブされます
こちらはスモークサーモンとローストビーフのサンドイッチ
デザートは頼まないで最後に緑茶をもらったところ、和菓子付きでした。エミレーツの茶碗と急須もこだわりが感じられます。
食事の後は、ベッドメイクを頼みましてその間に私はトイレで着替えることにしました。メンズの一番小さいサイズでミディアムなのですが、私は小柄なのでそれでも少し大きい気がしました。またドバイ空港でのファストトラックをもらいましたが、トランジットをしないので利用はしないと思います。
トイレから戻ると、ベッドの用意が出来ていました。機内は暗いですが、個室の電気をすべて点けると結構明るくなります。これも個室ファーストクラスならではの特権かもしれません。ベッドに入り横になってしばらく映画を見ていましたが、機内とは思えないほどスムーズに眠りにつくことができました。
5時間から6時間ほど寝て、起きると離陸まで2時間と少しでした。寝起きにカプチーノをもらいます。エミレーツのマークが描かれていました。
しばらくして朝食が提供されます。寝る前に食べたサンドイッチが美味しかったので期待していましたが、味は正直そこまででした。洋食にしておけばよかったかなと思います。ここで、窓の近くにお菓子のごみがあるのを発見してしまい。テンションが下がりました。私はお菓子を食べていないので、前の客のものだと思います。よく見るとプラスチックのごみも散らかっています。
ハードは素晴らしいですが、サービス面は少し残念な時もあるのかなと思ってしまいました。深夜便ということでただでさえサービスが少ないので、余計に残念でした。
そんなことを思っているうちに着陸態勢に入りました。ドアと前の通路側の窓が開けられます。地上が近づいてくると砂漠の中に住居や施設があることがわかります。ドバイ国際空港に到着しました。エミレーツの飛行機でゲートは埋め尽くされています。
機内に日光が差し込みます
改めて中央席のバーチャルウィンドー
着陸態勢に入り、ドアだけではなく手前の窓も開けられています。
空港の周りでも砂漠が広がっています。
ドバイ国際空港に着陸しました。
この空港で7時間ほど乗り継ぎの飛行機を待つ予定です。ここドバイ国際空港のエミレーツ航空ファーストラウンジが非常に楽しみです。