仁川空港でのオーバーナイト乗り継ぎ
仁川空港に着きました。コンコースAの方に着きましたので、シャトルトレインでメインターミナルに向かわなければなりません。シャトルトレインは5分毎に運行されていました。
実際に乗っている時間は1分ほどで、メインターミナルに到着です。朝早かったのでもうかなり疲れていまして、早く寝たい気持ちでいっぱいです。
出国するのではなく、乗り継ぎにして出発エリアに移動します。乗り継ぎの搭乗券を持っていなくてもEチケットがあればセキュリティチェックを抜けることができました。全く別の航空会社の翌日朝の航空券でしたが大丈夫でした。
仁川空港は本当に巨大な空港で多くの免税店が軒を連ねています。こちらはオメガの免罪店ですが、中国語では「欧米茄」と書くのですね。
まだ航空券を持っていないので、アシアナ航空のトランスファーデスクで翌日の航空券を発券してもらいました。ここでも特に問題はなく、搭乗券のゲート番号が記載されていないくらいでした。
もう疲れていたので早くご飯を食べてすぐに寝たいと思っていたので、食事とシャワーが出来そうなアシアナ航空のラウンジに向かいます。ここで翌日の搭乗券を見せると、翌日の航空券の場合はラウンジを利用できないといわれました。言われてみればそうかもしれません。ひょっとするとプライオリティパスで利用できたような気はしますが、翌日の朝に搭乗券で利用できるラウンジにプライオリティパスを使う必要もないかなと思いまして別のラウンジに向かいました。
Matinaラウンジ
仁川空港には搭乗エリアに2つの同一のトランジットホテルがありまして、それぞれのホテルの食事スペースをラウンジとして利用できるようにしているのがMatinaラウンジになります。このラウンジはホテルが食事を提供しているということもありまして、他のラウンジの食事内容とは一線を画します。料理も韓国料理で肉などの暖かいものやキムチやスープなど本当に美味しかったです。
ただ、このラウンジシャワーもあるようですが有料のようですし、座席が限られているため並びます。私が訪れた時は7人から8人ほど並んでいて30分近く並びました。
この時すでに疲れていて、頭も少し痛かったため写真はほとんどありませんが取り分けた料理はこのような感じになります。ビュッフェコーナーは非常に混雑していたため、食事が並んでいる写真は撮っていません。
キムチやカクテキ、焼肉やチキンレッグを取り分けました。
こちらのラウンジは後でゆっくり調べてみるとIASSがやっているラウンジのようで日本のゴールドカードでも利用できるラウンジのようです。ただゴールドカードを提示した場合、ドリンクが1杯無料の特典があるだけのようで、ビュッフェの食事をするためには追加で18米ドルがかかるようです。
またゴールドカードやプライオリティパスを所持していない場合も料金を払えば利用することが可能でその場合は36米ドルがかかります。
仁川空港での無料シャワー
先ほどのMatinaラウンジでシャワーを浴びようかとも考えていたのですが、入場するまでにプライオリティパスのアプリで調べたところ、シャワーは別料金が必要だと書いていました。仁川空港には乗り継ぎ客に対して無料のシャワーを提供しているので、そのサービスを利用しました。
入り口で乗り継ぎ前と乗り継ぎ後の搭乗券を見せます。ここは、40代後半くらいの女の方が受付をしていたのですが、日本語で話しかけてきてその発音が本当に上手で驚きました。日本人相手の観光地の方なら生活が懸かっているため日本語で必死に売り込みをかけてくることはありますが、ここは空港の無料シャワースペースですし日本語が出来なくても別に問題はないはずです。空港内の免税店の若い方よりも日本が上手なのではないでしょうか。
シャワールームは個室となっていて無料とは思えないほど清潔感があります。
床面はビショビショなのかなと思っていましたが、前の人の使い方が綺麗なのか、軽く清掃しているのかはわかりませんが、着替えのスペースなどは綺麗に乾いていました。
仁川空港の仮眠スペースで爆睡
今回は空港泊なのでシャワーを浴びた後は寝れる場所を探しました。仁川空港にはこのように寝ることのできる椅子が多くありますし、ソファーなどもひじ掛けのないものが多く夜中になると至る所で人が寝ています。流石に寝てるところは撮れませんが、横になることを目的で作ったようなものもいくつかあり快適です。
今回私は上の写真のソファーで寝ました。眠りについたのはPM9時前で起きたのはAM4時でした。途中何度か寝がえりを打って起きましたが、その他は爆睡でした。寝起きもすっきりで無理に市内に行ってホテルに泊まるより疲れなかったかもしれません。
ただ、ホテルがいいという方はトランジットホテルをおすすめします。先ほどのMatinaラウンジの場所にあり、ソファーで寝るよりも快適です。ただ値段はとても高く1万円を超えて、1万5千円ほどが相場のようでした。日本のファーストキャビンなどよりは全然高いので注意してください。
朝の4時に目覚めたので空港を散策します。流石に早朝の仁川空港には人がほとんどおらず、歩きやすいです。LINEのブラウンのぬいぐるみも昼間は人だかりが出来ていたのですが、早朝だとこの通り。
どこも営業していないので、深夜でも営業しているスカイハブラウンジ(SKY HUB LOUNGE)に向かいました。
スカイハブラウンジ
スカイハブという名前のラウンジは2箇所あるのですが、深夜にも営業しているのはEast Wingにあるスカイハブラウンジのみとなります。また少なくともプライオリティパスで利用できるラウンジで深夜利用ができるのはこのラウンジのみです。
メインターミナルのラウンジのうちプライオリティパスで利用できるラウンジの営業時間は2018年1月時点での情報で
Matina East Wing:07:00-21:00
Matina West Wing:07:00-21:00
Asiana Business Lounge:05:00-00:00
Sky Hub Lounge East Wing:07:00-21:30&22:00-06:00
Sky Hub Lounge West Wing:07:00-22:00
となっています。ちなみに仁川空港の場合はEast Wingは主に大韓航空が利用し、West Wingはアシアナ航空が利用しています。Wingが同じであればそれぞれのラウンジは集まっていますが、例えばEast WingからWest Wingに移動するのであれば10-15分ほど歩かないといけません。East Wingのラウンジエリアは11番ゲートの向かいのエスカレーターを上がったところにあり、West Wingのラウンジエリアは42番ゲートの向かいのエスカレーターを上がったところにあります。
寝ていたところはアシアナ側のWest Wingでしたので、East Wingまで歩いてきました。
ラウンジに入る時には4時30分でしたので、6時までしか滞在できないといわれましたが、後でアシアナ航空のラウンジに行こうと思っているので大丈夫です。
早朝なのでがっつりとしたものは置いていませんが、簡単な軽食なら取ることができます。また辛ラーメンなどのカップ麺はいつでも食べることができます。
ワッフルなどもあります。
ラウンジは食器類の片づけはされていなくて、綺麗な状態のところだけを写真に撮りました。恐らくあと1時間ほどで一旦クローズするのでそのまま放置しているのでしょう。このラウンジはオーバーナイトで営業しているのですが、このように照明類はかなり明るく、仮眠スペースなどもないので寝ることはできません。ちなみにお手洗いもラウンジ内にはなく外に出なければなりません。
仁川空港のラウンジは食事するのがメインになりそうですね。ラウンジの外にお手洗いもシャワースペースも薄暗い仮眠スペースもあるので、ラウンジの中よりも外の方が快適かもしれません。
アシアナ航空ビジネスクラスラウンジ
最後にアシアナ航空のビジネスラウンジに行ってみました。このラウンジは28番ゲートの近くにあります。受付の前にA380のモデルプレーンが飾ってあります。
中に入ってみると先ほどのスカイハブラウンジとは違って薄暗く落ち着いた雰囲気です。ソファーなどはなく椅子がほとんどです。
まだクリスマスの飾り付けがありました。
天井も吹き抜けとなっていて開放感があります。ラウンジ内の雰囲気は結構混雑していて騒がしく感じました。
食事も軽食がメインですが、サラダなどは充実していました。
このコーヒーメーカーはクリームがきめ細かく気に入ってカフェラテを2杯作って飲みました。
まだ時間があったのでこの窓側の席でしばらくはパソコンを使っていました。搭乗時刻が近づいてきたのでラウンジを後にします。
さいごに
仁川空港のアシアナラウンジはあまり良くないと聞いていましたが、騒がしくないですし内装なども落ち着いたデザインなので、時間がなかった割にはゆっくりすることができました。
ただ食事をするならばMatinaラウンジがいいですね。時間帯によっては並ぶと思いますが、ラウンジの軽食ではなくしっかりとした食事をとることができます。
スカイハブラウンジは1つだけは深夜営業もしているので、深夜に喉が渇いた場合はプライオリティパスを利用して飲み物だけをもらうというのもおすすめです。外の仮眠エリア乾燥しており結構喉が渇きました。
後はコーヒーなどを飲むためなどに近くのラウンジに入るのもアリだと思いますが、正直に言うと仁川空港は誰でも利用できる施設やサービスなどが充実しており、ラウンジなどに入らなくても十分楽しめるのが嬉しいですね。