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ハンガリー国鉄の寝台列車ユーロナイトでブダペストからミュンヘンまで

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ブダペストを観光したので、ミュンヘンへと向かいます。

 

切符の購入の経緯はこちら。

 

airnavi.hatenablog.com

 

ハンガリー国鉄ビジネスラウンジ

 

飛行機の場合と同様に、鉄道にもラウンジが設置されている駅があります。ヨーロッパは例えばドイツ鉄道が主要駅にはDBラウンジを設置しており、1等の乗客であれば利用することができます。(日本でもJR西や東がラウンジを設置していますが、利用基準がかなり厳しく設定されています。)

 

ちなみにこのハンガリー国鉄MAVは1等だとラウンジが使えますが、2等であっても料金を払うことで利用できるとホームページに記載されていました。

 

 

www.mavcsoport.hu

 

単純な興味と疲れていたこともあって、早く駅に行ってラウンジを利用しようと考えていました。またちょうど6000フォリントほど残っていて、ホームページには利用料金がひとり2990ハンガリーフォリント(約10ユーロ)と書いてあったので、うまくフォリントを使いきれるのではないかと考えていました。

 

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ただ駅のラウンジを利用する人はほとんどいないようで、案内は全く出ていなく、駅員の方に聞いてみても、よくわからないといわれました。(別の国から来ている列車の乗組員なのかもしれません。)ようやく場所のわかる人に教えてもらい、たどり着きました。

 

日本に帰って調べてみるとちゃんとホームページにも書いてありました。

 

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ハンガリー国鉄のラウンジは9番線を少し奥に行った右側にあります。

 

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この外観です。

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中に入り寝台列車の切符を見せて、利用料金を払えばラウンジに入れるってホームページで見たんですけどというと、2等だけどダブルの個室利用だからそのままでもラウンジの入室資格があるよと言われます。追加料金を払わずにラウンジが利用できたので得した気分です。(おそらくホームページの利用基準には当てはまらないのですが)

 

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(寝台車のシングルなら利用できるますが、ダブルで利用できるとは書いてありません。もしかしたら寝台車の乗客は誰でも利用できるという意味なのかも。)

 

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ラウンジは飲み物とスナック類がありました。(ドリンクは瓶のコーラや水、そしてコーヒーも自由に飲むことができます。)

 

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利用者は他にはひとりしかおらずに、そのひとりの利用者もすぐに退出してしまったので、私たちだけになってしまいました。その後も利用者が出たり入ったりしましたが、平均で2組、多くて3組の利用者がいるという状況でした。

 

とても開放的な空間です。

 

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航空会社のラウンジのように、自分が乗る列車が何番線から出発するのかが一目でわかります。

 

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出発時間が迫ってきたのでラウンジを後にしました。

 

寝台列車ユーロナイト

 

ミュンヘン行きのユーロナイト(カールマンイムレ)は6番線から出発します。

 

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前の4両はミュンヘンに、そして後ろの4両はチューリッヒに向かうようです。

 

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私たちの座席は263号車の22と26でした。

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部屋

 

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最大で3段ベッドを設置できる部屋の真ん中のベッドを抜いて2人部屋にしてあります。

 

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こちらの台は開けると洗面台になります。

 

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また鏡の裏にもオレンジジュースや水がありました。

 

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ベッドを見ると安心したのか、急激に睡魔が襲ってきてそのまま寝落ちしてしまいました。

 

気づくと電車はザルツブルグに停車していました。朝の4時とかです。トイレは部屋にはなく共用なので廊下に出ました。

 

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ちなみに寝台列車の廊下はこのようになっています。

 

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ザルツブルグではすぐに出発するはずだったのですが、行ったり来たりでザルツブルグをなかなか出発しません。

 

ザルツブルグ駅で夜を明かしている人もいました。

 

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そのうち日も開けてきて、警察官が部屋にパスポートチェックをしに来たりと結局ザルツブルグを出発したのは6時過ぎとかでした。本来の予定であれば6時10分にミュンヘンに着いているはずです。

 

難民問題などで陸路のチェックを強化しているのかもしれません。

 

ザルツブルグを出発すると、朝食がサーブされました。既製品のサンドイッチですがとても美味しかったです。

 

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結局ミュンヘンに着いたのは2時間遅れの8時でした。

 

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夕方までミュンヘン観光をする予定です。